氷が解けたら (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ヘレン・アンドリューズは二十四歳の有能な秘書。二十歳の時突然両親を交通事故でなくしてからは悲劇続きだった。暴力を振るうようになった夫との惨めな結婚生活と離婚、娘の誕生。そして、やっと立ち直り、一家の柱として、マクリーン・インターナショナルのイギリス支社で、物わかりのいい気楽なボスのもと、きびきびと元気に働いている。だが、人事異動で、急に支社長が交代になるという。マクリーン家の御曹子、冷酷で突き刺すような鋭い目の持ち主、ロス・マクリーンが、ニューヨークから来てあとを引き継ぐのだ。どうしたら、この新しいボスとうまくやっていけるかしら。
すてきな暴君 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
休暇をロンドンのおばの家で過ごしていたジュリアは、一ヵ月ぶりに愛する我が家アンバーミアに戻ってきた。アンバーミアは格式の高い旧家で、彼女は屋敷とその伝統を受け継いで守っていくことに大きな誇りを抱いていた。だがジュリアを待っていたのは、父の破産という衝撃的な話だった。この屋敷も土地もすべて売り払わなければならないという。しかも買い手は、何かと評判の悪いギリシア人実業家のアレクサンドロス・コンスタンティスらしい。彼と顔を合わせた瞬間ジュリアはびっくりした。さっき私がジプシーと間違えた礼儀知らずな男じゃないの。
忘れえぬ日々 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
幼なじみの結婚式に出席するため、故郷のリトル・コンプトン村に戻ってきたジェニスは、そこでいちばん会いたくない男、ルーク・ラスビーと再会した。八年前、ルークはジェニスと婚約していたが、突然一方的に婚約を解消してほかの女性と結婚してしまったのだ。それでもジェニスは今も彼を忘れられない。ルークと別れて八年もたつのに、いまだに恋人がいないのはそのためだ。そんなジェニスの心におかまいなく、ルークは何事もなかったように彼女に近づいてきた。
内容(「MARC」データベースより)
幼なじみの結婚式に出席するため、故郷に戻ってきたジェニスは、そこで一番会いたくない男、ルークと再会した。8年前、ルークはジェニスと婚約していたが、突然一方的に婚約を解消して他の女性と結婚してしまったのだ。
夢がかなう日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
雇い主と喧嘩して仕事をやめたばかりのシェフ、ダニーは、間近に迫ったクリスマスを思って憂鬱になった。家族が集まり、また私をけなすのだ―落ちこぼれのダニーと。特にあの完全無欠の姉ニコルが無職の私を何というか…。暇になったダニーは、足首を挫いた掃除婦ミセス・Bの代わりにマックファーレン家の掃除に向かった。そこで彼女は、完璧な男性キャメロンに迎えられる。端整な顔立ち、男らしい体つき、名声、富。彼をクリスマスに家に連れて帰れたら…。ダニーは考えた。私もついに家族に認めてもらえるかもしれない。ダニーは得意の料理で彼を懐柔する作戦に出た。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ダーシー,エマ
フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
はだしのエミリー (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
エミリー・マッケナは、画学生だった十九歳の時、ギリシア人の大実業家アレクシと出会い、一目で恋に落ちた。「明日、君は僕と一緒にギリシアへ行く、僕と結婚して…」二人が結ばれた夜、アレクシはそうささやいた。彼と結婚する!エミリーは幸福感でいっぱいになった。だがアレクシはその夜を最後に、二度と彼女の前に現れなかった。そして五年後、ギリシアの小島で海洋考古学の研究をしている祖父を訪れた彼女は、思いもよらずアレクシと再会した。彼は過去の裏切りなどなかったように、再び平然と接近してきた…。
オランダの休日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
孤児院で働く心優しいルーシーは、恵まれない子供たちの世話に生きがいを感じる毎日を送っている。けれども、世界中を駆け巡る活動的な両親と華やかで充実した生活をエンジョイする姉と妹に囲まれるとなんとなく居心地の悪い思いをするのも事実だ。そんなある日、重病の子供を連れて病院に行ったルーシーは担当医のドクター・サーロウに会って、一大決心をする―“どんなことをしても私はあの人と結婚してみせる”ところが、もともと引っ込み思案の上に初めての恋とあっては、ルーシーの思いは空回りするばかり…。
内容(「MARC」データベースより)
孤児院で働くルーシーは、恵まれない子供の世話に生きがいを感じて毎日を送っている。だが、華やかな姉妹や両親にかこまれるとなんとなく居心地が悪いのも事実だ。ある日、子供を病院につれていったルーシーはドクター・サーロウに会い、一大決心をする。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
奔放な情熱 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
その日、婚約解消を申し入れにダンカンの屋敷を訪ねたキンバリーはそこで彼の兄ハリソンと出会った。彼は実業家として成功しているたくましく精悍な男性で一目見た瞬間にキンバリーは強烈な魅力の虜になってしまった。けれどハリソンは、キンバリーを財産目当ての軽薄な女だと罵り、手切れ金をやるから身を引け、と冷酷な言葉を投げつけた。そればかりか、怒った彼女の唇を荒々しく奪ったのだ。穏和なダンカンにはないハリソンの圧倒的な魅力が怖くなり、キンバリーはわざと悪女を演じて小切手を受け取った。だが二年後、偶然再会した二人は憎しみと情熱をぶつけ合ううちに、激しい感情の嵐にのまれ、一夜を過ごした。そして、キンバリーは妊娠してしまい…。
内容(「MARC」データベースより)
婚約解消を申し入れにダンカンの屋敷を訪ねたキンバリーは彼の兄ハリソンと出会った。一目でハリソンの強烈な魅力の虜になるが、彼は彼女を財産目当ての軽薄な女だと罵るのだった。2年後、偶然再会した2人は…。
二重生活 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
今日はリア・マソンの三十歳の誕生日だ。鏡の前に座って、しわの出始めた顔をしみじみと眺めながら、彼女は思いにふけった―ルイスの求婚を受ければ確かに平穏な生活は送れるだろう。でも、もう一度身を焦がすような恋をしたい。そのひそかな夢も諦めなければならないのだろうか…?リアには六歳になる双子の息子がいる。この三年間、リアは子供たちのために二つの生活を送ってきた。毎朝、マダム・マソンから、ミス・ダンカンに変身するのだ。ミス・ダンカンはジェイムズ・エベレットの有能な秘書だった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ネーピア,スーザン
バレンタインデー生まれ。生まれながらのロマンス小説家と言える。ニュージーランド、オークランドでジャーナリストとして出発。ハンサムな上司と結婚したのち小説の執筆を始める。現在は永遠のヒーローである夫と未来のヒーローである二人の息子、二匹の猫、コンピューターと暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
雨の中のキス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
タマラは十六歳でモデルになり、二十三の時ブティックを始めた。町一番のセンスを誇る店として評判も上々、売り上げも順調だった。ところがある日、ショッピング街が買収され、店の存続が危うくなる。買収したジェイソン・タイサクを出し抜く方法はないかしら?タマラは意を決してタイサク社のオフィスに乗り込んだ。ジェイソン・タイサクは想像とはまるで違っていた―ハンサムな顔、強靱な体、野性的できわめて危険なタイプの男。口論のすえ、タマラは彼に宣戦布告をして帰途に就く。数日後、作戦どおり、新聞にタイサク社を非難する記事が載った。そしてタマラは、ジェイソンからキスという報復を受けることに…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職をなげうって夫とともにスペインへ長い旅に出た。この体験が小説を書くうえで彼女に大きな刺激を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛しい人と眠る夜 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャロラインはナニーとして二年間、エイムズベリー家で働いた。しかし、それももう終わり。一家が引っ越すことになったためだ。あと数週間で彼女には仕事も、住むところもなくなる。そんなとき、新しい仕事の話が舞い込んだ。ある裕福な実業家がすぐに仕事につけるナニーを探しているという。だが相手の名をきき、彼女は呆然とした―マシュー・キャラン。数年前憎しみと軽蔑に満ちあふれた顔で、別れを告げられた相手だ。そしてナニーが必要な子供は、キャロライン自身の娘に違いない。産んでから一度も、この腕に抱くことさえできなかった娘。娘の顔が見たい。キャロラインの心は揺れる。今の彼女は名前も変え、整形手術をしたため見かけは別人のようだ。きっとマシューにはわからない。キャロラインは決意した…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルキンソン,リー
イングランド中部ノッティンガム生まれ。学校を卒業後、水着モデルなどいくつかの仕事を経験する。二十二歳で結婚。短編や雑誌の連載小説から執筆活動を始めた。現在、ダービーシャーの村にある由緒あるコテージに住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)